正信会

妙風新聞

正信覚醒運動の
さらなる前進を願って

日興門流の教えと信仰を伝える妙風新聞

妙風新聞
正信会では宗教法人の設立による活動の進展をうけ、
法華講機関誌「妙風」を平成24年4月に発刊。
法華講衆の信行増進のために富士日興門流の教えと信仰を伝え
同志の信行の絆を深めて法華信仰の悦びを報じています。

妙風新聞創刊号から

末法の法華経の行者である日蓮大聖人は、南無妙法蓮華経こそ一切衆生救済の教えであることを証得され、その御生涯を妙法弘通にささげられた。その日蓮大聖人の正意を拝受されたのは白蓮阿闍梨日興上人である。宗祖御遷化の後、日興上人は身延山に在住されたが、地頭の波木井実長と民部日向師の謗法によって、法華本門の正法を護持弘通するためには、身延の地を離れることもやむなしと決断され、富士の麓に令法久住の礎を築かれた。

この時のご心中は『原殿御返事』に「身延澤を罷り出で候事、面目なさ本意なさ申し尽し難く候へども、打ち還し案じ候へばいづくにても聖人の御義を相継ぎ進まいらせて、世に立て候はん事こそ詮にて候へ」とお述べのとおりである。
このご精神こそが富士門流の原点であり、門弟僧俗はけっしてゆるがせにしてはならない。日興上人は、さまざまな権威や権力に流されることなく、宗祖の正法正義を護り、世に立てることが、一切に優先することを身をもってお示しになられたのである。
末法相応の法華本門の教えを伝える富士日興門流。その再興を願って興起した正信覚醒運動もすでに35年の歩みを刻んだ。運動はけっして順風満帆というようなものではなく、前進した面もあれば停滞している面もあるのが事実。問題点を明らかにしてさらに運動を推進するべく、この度宗教法人正信会・出版部より「妙風」を発刊することとなった。その目的は「宗開三祖の教えを真摯に求め、運動の理念と路線を明確にうたい、宗教法人の活用を認めて覚醒運動の未来を拓く」ためである。
新聞の名称「妙風」は、日興上人が令法久住と広宣流布を願って定められた『遺誡置文』冒頭の「夫れ以んみれば末法弘通の恵日は、極悪謗法の闇を照らし、久遠寿量の妙風は伽耶始成の権門を吹き払ふ」との御文による。久遠寿量の妙風とは宗祖ご証得の法華本門の妙法であり、その御法門は方便権教の教えを正して衆生救済の道を開くものである。

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